中国の印鑑

印鑑イメージ

中国にも印鑑があります。

というよりも、もともと「印鑑」とは、古代の中国から日本へ伝来したものなのです。
古代の中国では、紀元前2000年頃に、文字で何かを記録する時、粘土を材料に作ったものを固めて踏みつけて、その上から印を押して使う「封泥」といわれるものがあったようです。
「封泥」に押されている印は、通称「印璽」「印信」などと呼ばれているのが一般的だったようですね。

紀元前1550年頃、古代中国の殷王朝時代では、「甲骨文字」といったものが出現しました。
これは「亀甲文」「古銅器銘文」として使われていたという記録が残っているそうです。

紀元前1050年の、古代中国の西周の時代では、「石鼓分」といったものが出現しました。
これは「金文」「大篆」として、使われていたという記録が残っているそうです。

紀元前771年の、古代中国の東周の時代から、春秋戦国時代が始まりました。
その後、紀元前221年頃、長年絶えなかった春秋戦国時代に秦の始皇帝が古代中国を統一し、初めて中央集権国家が誕生しました。

始皇帝は文字の統一も行い、統合された文字が「秦篆」「篆書」です。
秦篆が成立して隷書が出来て、これが今でも「印鑑」の基本とされているものです。

始皇帝は、統合と同時に皇帝印を権威と地位の証として定め、「璽」という印にしました。
その後、紀元前206年の前漢では、「漢朝廷」というものが出現しました。

これで「隷書体」「篆書体の完成」などが、行われていきました。
これが紀元前までの、中国の印鑑の歴史です。

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